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望月 真理 (1926-2023)
カンタ制作の第一人者
1970年代に美術史家、柳宗玄氏らと訪れたインドの国立美術館でカンタに出会う。
その一面ちりめん皺がさざ波のように陰影を作る、美しい布の虜になった。
使い古して使用に耐えられなくなった古布を補強して再生する為の暮らしの手仕事カンタ。
既にその作り方を知る人もなく、本もないなか、伝手を頼りにボロ布のカンタを
収集し、調べ、構造を解明し、97才直前で他界するまで50年に渡りカンタを作り続けた。
日本人としての感性が加わり、望月真理のカンタは独自の世界を描き出している。
カンタは弱った布の再生の為の補強の手仕事でありながら、その芸術性の高さが人を魅了する。
最初に図案や手本がある訳ではなく、半ば即興的に刺していくカンタには、正解もなければ失敗もない。その大らかな、創造性をかきたてられるカンタに、望月真理は他界するその時まで針を持ち続けた。
2025年11月18日から2026年1月8日まで東京都美術館で開催された「針がすくいだす世界」で望月真理の作品が展示され、多くの人々にカンタを広めることとなった。

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